美容師としてどんなキャリアを描きたいですか?
お世話になっております、ソワンの岩城です。
前回、スタッフさんは募集しないんですか?という記事でブログを書かせていただきました。
記事を書いているときに「そういや求人もかけていないし、ホームページ内にもスタッフ募集と載せていない、別に有名店でもないのになんでスタッフ募集の問い合わせがあるんやろう?」とふと疑問に思いました。
特に僕から何かお聞きすることなく「すみません、スタッフの募集はしていないんです。」といった感じでお伝えして電話を終わらせていたんですが、
言うなれば細々とやっているような当店に辿りついた美容師さんはもしかしたら「なかなかピンとくるサロンないなぁ、どうしようかなぁ。」といった感じで悩んだり、迷ったりしているのかもしれません。
今回の記事は当店の事とは関係ないですし、僕もスタッフ募集で問い合わせてくれた方に何か聞いたわけではないので、かなり的外れな事を言っている可能性は高いのですが、
今の環境を離れたい、変わりたいと思っている美容師さんにちょっと何かお伝えできればなと思います。
僕みたいな小物がおこがましいですが(^_^;)
美容師としてどうしていきたいですか?
問い合わせをいただく時期を考えたらおそらく新卒の方ではないと思います。
なので、アシスタントさんかジュニアスタイリストさん、もしくはスタイリストさんという前提でお伝えさせていただきます。
アシスタントさんへ
アシスタントさんはジュニアスタイリスト→スタイリストまでをとりあえず目標にして、その道のりを具体的な数字(時期や年齢など)に落とし込む作業を少し時間を作ってやってみましょう。
例えば2028年9月にジュニアスタイリスト→2030年9月にスタイリストとして目標を決めて、ジュニアスタイリストまでのカリキュラム通過も具体的な数字を落とし込んで目標までの道のりをイメージします。
このイメージした目標への到達が今いるお店の環境では自身が努力してもかなり難しそうであれば、お店を変わったほうがいいかもしれませんね。
ジュニアスタイリストさんへ
ジュニアスタイリストさんもスタイリストまでの道のりを具体的な数字を落とし込んで目指します。
ジュニアスタイリストさんもこのイメージした目標への到達が今いるお店の環境では自身が努力してもかなり難しそうであれば、お店を変わったほうがいいかもしれません。
また、ジュニアスタイリストさんは自己投資と思っていろんなサロンにお客さんとして足を運んでみるのもいいと思います。
他店の応対や技術を見て学ぶことも多いですし、実際にお客さんとして行ってみると待ち時間が長かったり、シャンプーが微妙だったり、お店が清潔じゃなかったりネガティブな面も体感として分かります。
僕もまだまだ偉そうなことは言えませんが、「お客さんは美容室で過ごされる時間、色々我慢してくれている」ということが身をもって理解できたりします。
ジュニアの時点でお客様視点がかなり持てているとスタイリストにステップアップしていくまで、またスタイリストとしてやっていくことになったとき、気づきの次元が高いのでサロンワークの課題を発見して改善していけます。
当たり前ですがサロンワーク課題の発見→改善はお客様の満足度UPに繋がることが多いので若ければ若いほどよいです。
スタイリストさんへ
スタイリストさんはご自身の技術に自分で納得いってない場合は洗練させていったり、何かプラスαが必要と感じている方はヘアケアマイスターの取得やパーソナルカラー系の資格の取得をするのもいいと思います。
また、特化型の美容師として進んでいくのもいいと思います。例えばメンズカットが上手もしくは好きなら今よりさらに磨いてメンズカットが超得意な美容師としてスタイルをSNSで発信していくなどです。
スタイリストとしてやっていくにはストロングポイントや何かしら評価される個性(美容以外のある分野にめちゃめちゃ詳しいなど)がないと難しいかもしれませんね。
方向性をどうしていきたいか悩んでいる方は少し自分と向き合う時間を確保して、プラスαやストロングポイント、評価される個性について考えてみるのもよいと思います。
アシスタントさんとジュニアスタイリストさんにお伝えさせていただいたことは正直、「どうしていきたい?」というよりも「こうしていきましょう。」という提案みたいになってしまっています。(すいません)
というのも美容師の仕事はそれなりに技術と知識の介入度が高いので、そのスキルの習得にもそれなりの時間を要します。
なので、美容師としてどうしていきたいのかは、しんどいと思いますがスキルを習得してスタイリストになってからの話にはなってしまいます。
少しづづゆっくりでもいいので、継続して前進していけば良いと思います。焦らなくていいので気楽にいきましょう。
もちろん若い段階で明確にどうしていきたいかビジョンがある人もいるとは思います。そういう人は前進あるのみです◎
ここまでお伝えしたことで「なんかピンとこないんだよなぁ。」「人間関係に悩んでるんだよなぁ。」「今のお店給料が低いんだよなぁ。」「お休みがもっと欲しいなぁ。」といったことを思われる方も多いと思います。
なんかピンとこないという人へ
「なんかピンとこないんだよなぁ。」というアシスタントさんとジュニアスタイリストさんは一度しっかりと時間を確保して自分の本心と向き合ってみたほうがいいかもしれません。
憶測にはなるのですが、スタイリストになるまでの道のりを描こうと思えない状態は美容師の仕事が嫌になっている可能性が高いと思います。
もしかしたら美容師として生きていくことがあなたにとっては幸せではないのかもしれないので、一度美容師の仕事を離れてみてもいいんじゃないかなと思います。
やっぱりまた美容師の仕事したいなと思ったらできますしね(^^)
(僕も20代半ばの時、ワーキングホリデーを利用して海外に逃亡しています(笑))
スタイリストを目指してスキルを習得している最中なので、なかなかうまくいかない、思ったように上達しないこともたくさんあると思います。
また、美容師は技術職でもありますがサービス業でもあるので心身の疲れを感じてしまうことも多いでしょう。
僕は美容師以外の仕事も経験してみて美容師以外の社会も覗いて、結果また美容師に戻ってくるのもとても価値のある経験だと思います◎
「なんかピンとこないんだよなぁ。」というスタイリストさんは憶測にはなるのですが、今のお店に集客力がなく、なかなかお客様を担当させてもらえないとかでしょうかね。
集客力のあるお店に移ることを検討してもいいと思いますが、お店の集客(他力)ではなく自力で集客してどうにか現状を打開できないかということは考えてみてもいいんじゃないでしょうか。
人間関係に悩んでる人へ
美容師の仕事に限らず仕事の悩みで一番多いのは人間関係なので、問い合わせてくれた方のほとんどはこれだと思います。
僕は至らないところだらけの人間なので他者に対してあーだこーだと言える分際ではございませんが、人間関係の問題は人事権がない立場の人間ではどうすることもできないと思っています。
自分が努力してもコントロールができないことの方が多い難しい問題ですよね。
もちろんとても尊敬できるいい人たちばかりいる職場もあるにはあると思いますが、かなりのレアケースではないでしょうか。
気になるサロンにお客さんとして行ったりHPを見てリサーチしたりして出来ることはあると思うのですが、実際一緒に働いてみないとわからないのが現実でしょう。
もう社会や職場にはそもそも会いたくない人、関わりたくない人がいるのがデフォルトなんだと捉えるしかないんじゃないでしょうかね。
僕も以前勤めていたお店にとても嫌いな人がいましたが、「俺が無能だからこんなヤツがいるところで働く状況を作ってしまっているんだ、頑張って早く独立しよう。」と負の感情をエネルギーに変えました。
もしかしたら人間関係の悩みは捉え方によってエネルギーに変えれるのかもしれないので、ちょっと視点を変えてみるのもいいかもしれません。
今のお店の給料が低いと思っている人へ
今のお店のお給料に納得がいってない人もいるかと思います。
これはちょっと厳しいことを言わせてもらえば、美容師になろうと思った段階で分かってたことじゃないんですか?とまず言っておきます。
確かに実際働いてみて割に合わないと思ったというケースもあるでしょう。正直僕も下積み時代はそう思いました。
でもこれは業界の給与水準について調べが甘かったという自分の責任も大きいと思います。
サロンによっては高いお給料を提示してるところも普通にあるので、今の給料に不満がある方はそういうお店の求人をチェックしましょう。
ただ、そういうお店は売上をとても重視する傾向にあることが多いです。
つまり売上に対する高いパフォーマンスを要求される可能性が高いので、そこに対する覚悟は持っておいた方がいいでしょう。
僕もそういうところに以前勤めていたことがありますが、僕含めスタッフはみんなあまり幸せではなかった印象があります。
コロナのようなパンデミックがまたあるかもしれないですから、会社としては内部留保が潤沢にあるのは理想的なので売り上げを重視することをあまり否定はできませんが、従業員は疲弊してあまり幸せそうではない状況でした。
ある程度割り切って働いていましたが、そんな美容室が蔓延る社会は誰も望んでいないでしょうね。
お休みがもっと欲しいなという方へ
お休みがもっと欲しいなと思っている方もいると思いますが、お給料の件と同じで美容師になろうと思った段階でお休みが少ないことは分かっていたことでしょう。
ですが今は時代の流れもあり、かなり福利厚生が手厚いところも昔に比べると増えたのでそんな美容室を探してみてください。
かなり偉そうなことをしかも憶測で書かせていただきましたが、僕も「全くもって自分に向いてない職業についてしまったなぁ…。」と思い悩み苦しんだりもしたので、今後について悩んだり迷っている美容師さんのヒントになることが少しでもあれば幸いです◎
ちなみに僕は自分の本心と向き合うとき1~2時間くらい散歩したり、ふらっと一人旅をします。